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特攻野郎Bチームモンゴルを走る

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「特攻野郎Bチームモンゴルを走る」では2001年にラリーレイドモンゴルに参加された岩崎さんのラリー回想記をお届けします。


第3回 「CAP180,蜃気楼に草原の覇者の姿を追って」
ETAP3(8月15日) Liaison 18.87km Special 299.60km

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝6時、今日は昨日とは違い快適な目覚めだ、理由は簡単!下痢が治ったからだ。(笑)
昨夜は雨が降っていたが今は止んでいる。テントの撤収をしながら雨具をレース中携帯するかどうか少し悩むが結局ダッフルバッグに詰め込んでしまう。(以後雨具は就寝時の枕と化すのであった)今日のスタートは3番手で総合でも3位につけている。いい感じである。ちなみにトップは#3ガントルガ選手で2位が#25伊藤選手だ!伊藤さんは前日7位からのジャンプアップで私は昨日の前半にサックと抜かれちゃったのだ!(泣)
ビバーク地を出発して短いリエゾンを消化し、SS(スペシャルステージ)のスタート地点に到着する。昨日までの乾燥した風景から一変、辺り一面緑の草でおおわれている。まるで緑のジュータンを敷き詰めているようである。
SSをスタートして緩いコーナが続くハイスピードなルートが展開される。さらに昨夜の雨の為か非常にスリッピーだ!(この辺りで赤いドミネータを操る支配者こと大西選手がブチコケタらしい・・・合掌)
慎重に走るが4番手スタートのライバルチーム春木選手に追いつかれまいと気合を入れる。
20キロほど走るとルートは川沿いのテクニカルなルートに変化し、アッとゆうまに腕上がりをおこしてしまう。修行が足りないね!
もちろんコーションマークのポイントも多く気の抜けないルートなのだが・・・ヤッチャイマシタ!小さい丘から下っている時に前走する伊藤選手を発見してしまいルートから目を離したすきに次のコマ図のポイント(ダブルコーションの小川)が目の前に!!
気合一発!飛びました。ハイ、非常に怖い思いをしましたがフロントを上げて対岸にリヤタイヤから着地し、そのリバウンドでバイクがかなり高く舞い上がりましたが無事通過!でも、一瞬地上が遠くに見えましたね(笑)
その後、伊藤さんとランデブー走行に入るがスリッピーなコーナで伊藤さん転倒!!
ウケを狙ったのか?!両手を上げながら背中で滑走していく・・・。ゴメンナサイ!ヘルメットの中で笑っちゃいました。
さらに送電線沿いの広いピストで伊藤さんとラインを変えて走っていると前方から現地の車が接近してきたので私は右側に進路をとり、伊藤さんは左側に進路をとったところ・・・
そう!ここはモンゴル右側通行の国!!両者フルブレ-キングでなんとか衝突を回避したけど・・・またまた笑っちゃいまいました。スミマセン!
その後、方角が悪いのか?はたまた運気が低迷しているのか?伊藤選手なんと今度はリヤタイヤのパンクである。CPまであと数キロのところでだ!声をかけるも同情するなら修理して(笑)てな感じである。(合掌)
CP1を通過してしばらく走ると朝のブリーフィングでナビゲーションが難しいと説明していたポイントに到着した??が予想通りオンコースが分からなくなってしまった。バイクを止めルートを確認し直していると#29細野選手と#4ボルドバートル選手が追いついてきた、彼らもその辺りをクルクル回りながら二人して違う方向に走り去ってしまう。
さて私も冷静に考え直すと・・・パリダカ完走者の細野さんが進んで行った方向がどうもオンコースらしいので疑いながらも次のコマ図のポイントがあるか注意深く進むことにする。
あった!次のはっきりと分かるコマ図のポイントはダブルコーションの枯れ川だったのでホッと一安心。CP2を順調に通過してから快調に飛ばしていると、どうも自分のバイク以外の排気音がする?水田隊長だ!いつの間に追いついてきたのか!!同じチームとはいえ簡単に先行させるわけにもいかずいきなりバトルモードだ!(笑)
そのままテールtoノーズ(ウソ)のバトルを数10キロ続けたところで二人してルートを見失う!(笑)
しかも、そこにライバルチームの春木選手も到着!3人してその辺りをウロウロした後、春木さんが一人ある方向につき進んでいった!私も注意深くピストを探していると・・・コマ図に書いてある薄いピストを発見!!水田隊長はまだ気づいてないようだ!アディオス水田隊長!同じチームであっても勝負は厳しいのだ(360度見渡せるのですぐに見つかっちゃうけどね)
ルートもだんだん砂っぽくなってきた。ゴビ砂漠が近づいてきているのか?ワクワクする。
今日のビバークまであと30キロほどのところでまたもオンコースを見失ってしまった。
うーん、今日はよくルートを見失うなぁ・・・と思いながら次のこの図をみると、どうみても平行に走っている反対側のピストに移るような感じだ、と思ったのだが・・・私の勘違いでそうではなく行けど暮らせどピストはなかった。ここでモンゴル初のGPS走行に切り替える。先人の話ではGPS走行は危険だ!という言葉は耳タコになるくらい聞いていたがしかたないっすよね!
GPS走行はピストのないところを走るので注意しなければいけないがあっさり次のポイントに到着してしまった。GPSってスゴイ!
でも、オンコースに戻ってからGPS走行は封印!やっぱり奥の手だもんね。
ここに来て、完全に土質が砂になったが、それよりも風がスゴイ!!ゴーグルの隙間から唯一出ている鼻に砂が当たってチョー痛い!マジで鼻を手で抑えながらの走行(ノーズガードは必需品だね)
もうすぐビバークだ、と前方に春木選手発見!残り距離は少ないけど勝負しないといけないでしょう!男の子だし(笑)
春木さんも気づいたのかペースをあげる。残り数キロはブッシュの中をクネクネ走るテクニカルなルートだ!悔しいことに追いつくどころか少し離れたような気がする!?
きっとバイクのせいだ!と思っていたが・・・春木さんも私と同じバイクでした(泣)
ビバーク地に到着すると、途中であらぬ方向に走っていったボンバートル選手がトップで到着、続いて春木選手、私は昨日と同じ3番手(笑)上位2人は入れ替わるのにいつも私は固定順位!?
今日のビバーク地はゴビ砂漠だ!大きな砂の山が幾重にも連なっている。すばらしい景色!しかし、到着した昼過ぎには強烈な砂嵐が吹き荒れていて、これホントオフィシャル用テントの中でライディングギヤを付けたままで昼寝をする始末。(何もできないよ)
でも、夕方には砂嵐もおさまり穏やかな景色になる。
明日は、この砂丘を舞台にマスターオブゴビのかかったエタップ4が始まる。
楽しみである!!
そうそう、本日のBチームは水田隊長4番手到着、傭兵マコちゃん8番手到着、私は3番手到着です(笑)
転倒などによるバイクのダメージはナシ。基本的な整備のみ!小川さんまたまた出番がなく寂しそうである。




 

 

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