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サザンクロスツーリング:第05話
 投稿日 1999年08月18日(水)02時45分

 

 

/21 さあ、とうとうシドニー出発だあ! といっても、そんなに勇ましいものでもないのだ。

シドニーの長期滞在者ホテルで一緒だった 日本人の、Tさん、Sさん、Mさんが それぞれバスや車で大陸1周に出発しており、 今はちょうどブリスベンに滞在しているので、 前途の全てが不安で仕方のない僕は、 とりあえずブリスベンに先行している彼らのホテルを 目指し、1000km北上することにする。 3日ぐらいかかる計画。

荷物は満載。 超大サイズの防水バッグに1年間を過ごす全ての身の回り品、 中サイズの防水バッグに予備のガソリン缶と交換部品類と工具、 振り分けバッグに寝袋とテント、 背中の小ザックには貴重品。 日本のツーリングと違う装備といえば、予備のガソリン缶10L。 予備のタイヤチューブも2本もった。 といってもパンク修理する技術もないのだが。

有名なオペラハウスを横目にハーバーブリッジを渡り、国道1号線を北へ。 オーストラリアを回るライダーの中には、 1周を終えた最後にハーバーブリッジを渡りたい一心で、 僕と反対周りにシドニーを出る人が結構いる。 でも前述したように、この時期にシドニーを出る場合、 雨期の北部地帯を避けるためには僕には時計回りの選択肢はなかった。 10月までには半周を終えて北部を脱出しないと、 至る所が洪水状態で僕の技術力では進めなくなるのだ。

時計回りにはもう1つ理由がある。 オーストラリアは、主に東海岸に街が多く、 人も車もそれなりにたくさん走っていて、 バイク故障時などにも命に関わる危険が少ないのである。 バイクが壊れても修理のできない僕は、 人っ子1人いない広野で故障したら、 即、死を意識しなければならない。 まずは東海岸を北上するのが無難なのだ。 言うなれば初心者コースとして東海岸を選んだ。 といってもこの初心者コース、北の端まで4000kmもある。

さあシドニーを出た僕は、いきなりその夜転倒し、 新車のトランザルプのカウルにヒビが入ってしまうのだが、 続きはまたの機会に。。では!

 

  (06.03.03一部リニューアル)
 

 

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