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サザンクロスツーリング:第62話
 投稿日 2002年7月17日(水)00時07分

 

10/20
朝からバイク屋に行ってみたが、やーっぱりまだ部品は届いていない。
もうすぐ来るから、と相変わらず調子よく店のオヤジさんは言うが、
11:00まで待ってもう一度行ってみたらまだ届いてなかったので、
もう諦めた。いつもながら腹も立ったが、これに腹を立てていては
オーストラリアは旅できない。こんなもんなのだこの国は。
これがまたいいのだ。とはその瞬間はなかなか思えないのだが。

とりあえずバッテリーの充電はやってもらっていたので、
Mikiのバイクも一応今だけはセルも回るし、出発することにした。
少し走ればすぐにバッテリなくなるの分かっているのだが、
なんとかなるかと思えてくるのは、お気楽オージー病が移ったか。

4泊のんびり滞在したBloomeを離れる。
最後にBloomeを出るときBankHouseの前でアンデュラと会った。
手を振ってアンデュラと別れたのがもう昼過ぎ。国道目指して
30kmほど戻り、1号線に出たところのペトロールステーションで
燃料を満タンにして、氷をただでもらってクーラーに入れた。
ここからまた西へ西へ向かう。

ペトロールステーションを出ていきなりMikiが道を間違えてダーウィン
方向へ向かってしまった。まったくもう、ただでさえ次の給油まで燃料
がギリギリだってのに。すぐに気付いてUターンをさせたが、
えらく道幅をはみ出してすんごい草むらの中でターンしてたのは笑えた。
もうMikiのソレには3人とも慣れっ子だ。

国道を走り始めてすぐ NextService 295km の標識。
そこまで何も無いと言うこと。相変わらずあっついし遠い。
いきなり長い飽きる道。ひたすら走る。とにかく走り続けるが、
あっという間にもう日が傾いてきた。

やがて西日も落ちてヘッドライト点灯。Mikiのは付けずにバッテリ温存。
ふと後ろから明るいハイビームが近付いて、1台のオフロードバイクが
抜いていった。久々に自分達以外の2輪。たぶん白のテネレか。
あっ!エアーズロックで一緒にキャンプしたピーターか!?

その後も走って走って、着いた着いたSandfireロードハウス。
Sandfireはこのロードハウス1軒だけの町。町とは言わないかな。
店員の女性は太っちょでちょっと愛想が悪い。どうも傲慢な感じ。

さっき抜いてったオフロードバイクはやはり白い単気筒のテネレだった。
そのオーナーのおっちゃんが飯を食っていた。ピーターではない。
でもどっかで見たことのある白人だ。そうだ、Tenereのおっちゃんは、
ケアンズのSIESTAホテルで会ったことのあるアイルランド人じゃないか。
なんと彼も僕を覚えていた。こんなところで再会するとは、うれしー!

おっちゃんと一緒にテントサイトにテントを張る。
水道が遠くて便所が汚いちょっと不便なサイト。
夜中にテントの中が暑くて這い出ると、やっぱりMikiちゃんも
暑かったらしく這い出してきて、一緒にロードハウスまで散歩
してジュースを飲んだ。そんな寝苦しい暑い夜だった。

*********************************************************
10/20 Bloome〜Sandfire
走行
352km
給油
4.52L(RoebuckRoadHause 74km)
16.08L(Sandfire 287km)
シドニーから
14252km
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