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サザンクロスツーリング:第63話
 投稿日 2002年10月31日(木)13時48分

 

 

10/21
どうも目覚めが悪い朝だった。ゆっくり10時頃出発。
Tenereのおっちゃんはもうとっくに出発したらしく居なかった。
おっちゃんは、気温が上がる前の早朝になるべく距離をかせいで、
気温が上がったらあまり走らず休憩をたくさんして、
また夕方前にたくさん走るんだ、と昨日言ってた。

出発してちょっと行くとEightymileBeachの小さな標識があったので
寄ってみる。1号線からそれて約10km程度の短いダートを走る。
ビーチの砂みたいに白くて細かい砂の道。オンロードバイクのユウイチ君と
Mikiちゃんもちゃんと行けた。さすがに毎日走ってるとうまくなるものだ。

80マイルビーチ。すごい海岸。
その名の通り120kmぐらい続いている(んだと思う)途方無く長いビーチ。
弓なりになってるのでずっと遠くまで見えるけど、地平線って言うのか
水平線って言うのか、見えなくなるまでずーっと白いビーチ。すごいきれい。
ブルームの海岸のきれいさにもびっくりしてたけど、ここはもっときれい。
よく見ると足下の白い砂は小さな貝殻のかけら。シェルビーチって感じ。
こんなにきれいで何qも先まで見えるのに、僕ら3人以外は誰もいない。
30分ぐらいぼーっと眺めた。オーストラリアの北海岸もそろそろ見納め。

また砂のダートを走って国道に戻る。今日もまた暇な道をひたすら西へ。
走り続けてPortHedlandが近付いてくると、どことなく人の臭いを感じた。
PortHeadlandに入るとまず最初にInformationに行ってみた。
どこの町もそうだが、町の入り口に「Informationこちら」といった
標識があるので、初めての町でもだいたい迷わず行けるのだ。

BackPackersを教えてもらって早速行ってみたが、なんか誰もいないし、
営業してるのかって感じだったので、結局CaravanParkへ。今夜もキャンプ。
テントを張ってからガソリン入れに近くのスタンドにノーヘルで行っちゃった。
ノーヘルでもきちんとグローブはしていく僕。妙なとこ神経質。
スタンドでMikiちゃんのバイクの充電お願いして、そのままfoodセンターへ。

Mikiちゃんはfoodセンターで赤いプラスチックの水筒を買った。
僕のは発泡スチロールむき出しのやつで、Mikiちゃんが買ったのは、
同じ形だけどその発泡スチロールの外側がプラスチックで覆われてるやつ。
丈夫で保温性能もいい分、ちょっと高い。10ドルぐらい。

キャンプ場に戻るとなんとまたTenereのおっちゃんと再会。
しかし全く別行動してて、毎晩キャラバンパークで再会するとは、
なんか不思議。泊まるとこ限られてるから当然と言えば当然だけど。

暗くなって、すっかり扱いにも慣れたオプチマ8Rでクッキング。
と言っても相変わらずお湯沸かして、大きなfoodセンターで買ってきた
ラーメン作る程度だけど。

しかし、実は扱いに全然慣れてなかったりするわけで。
Tenereのおっちゃんと一緒にお湯沸かしてる途中、燃料が足りなく
なったのでバイクからガソリンを足そうと、まだ火が完全に消える前に
給油口を緩めてしまい、プシューって出てきたガソリンに引火して大爆発。

マジでびっくりした。5mは火柱上がったんじゃないか。危なかった。
Tenereのおっちゃんに、「Japanese cooking is very interesting」
とマジマジと言われてしまった。日本人はみんな豪快に火柱上げて
調理すると思っちゃったかな。で、ラーメンも爆発しちゃったので、
およそ家庭的雰囲気の全く無いMikiちゃんが、珍しく玉子丼を作ってくれた。
ん、やっぱりこれでも女の子だ。久々の料理って気がしてうまかった。

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10/21 Sandfire〜PortHedland
走行
376km
給油
7.50L(Pardoo 159km)
8.50L(PortHedland 150km)
シドニーから
14598km
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