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サザンクロスツーリング:第52話
 投稿日 2002年05月06日(月)19時42分

 

 

10/5
KAKADU国立公園2日目。

豪雨の中、結局一晩中車内でウトウトした程度で寝不足の朝を迎えた。
ノーランジーロックというところで、
あのクロコダイルダンディーが映画の撮影で実際に立って
紐みたいのをぐるぐる回してアボリジニにメッセージを送った
という丘に行ってみた。ここは本当のアボリジニの数千年〜
2万年?前の壁画が残されている場所で、写真家の佐山さんは
何枚も写真を撮っていた。佐山さんの写真は、どうやら
小中学校の社会科の教科書などにある挿絵というか、
ページの中にあるあの小さな写真などに使われるそうだ。
すごい佐山さん、尊敬尊敬。

途中で節ちゃんヨッちゃんと記念写真を撮ろうとすると、
川べりには「ワニ注意」の看板。まじで水際に近づくことは
危険らしく、川をバックに写真を撮る時はビクビクだった。

その後、KAKADUの有名どころのTwinFallという滝に向かった。
TwinFallへ向かう道はすごい悪路だった。
まるで4輪駆動のクロカン競技をやっているかのような道路。
日本じゃ自分から好き好んで競技でもしない限り、実際に
4駆が必要な場合はほとんどないと思うけど、ここは違った。
目的は4駆遊びではなく、TwinFallに行くことなのに、
そのために仕方なくこの悪路を通るのだ。むむむ面白い。

運転は引き続きショウさん。
途中、他の車がスタックして進めないような深い泥の道も、
何台かが協力して声をかけあって代わりばんこに脱出しながら
進んでいく。本当に競技をしてるみたい。だけど日常なのだ。

ところが、若いけどしっかりしたリーダーショウさんが失敗した。

砂地での4駆特有のステアリングの戻りの遅さを制御できず、
慌てて足も硬直したのか、アクセルを戻すことも出来ないまま、
ジャングルの巨木に正面から突っ込んだ。でも幸いにもオースト
ラリアの車によく付いている巨大なカンガルーバンパーのお陰で
エンジンルームに支障は無かった。しかし助手席に乗っていた
佐山さんが足と顔を打って多少痛かったらしい。
「ショウくん、ふざけてちゃ駄目だ。本当に危ないぞ」と少し怒った。
たぶんショウさんはふざけていたわけではないが、
ちょっと調子にのって飛ばしていたとも思う。
慎重にゆっくり走ることにした。

そんなこんなでTwinFallに到着。
ちょうど途中から前後して走ってきたオージーファミリーも一緒だ。

TwinFallはその名の通り2つの滝。ところが滝なんてどこにも無い。
そう、雨季のみ現れると言う幻の滝なのだ。雨季はここまで来ること
自体が出来ないので、本当に幻の滝だ。乾季の楽しみのひとつは、
滝壷がそのまま湖(池)になっている天然のプールで泳ぐことらしい。
しかしクロコダイルがいても知らんぞ、などとオージーは笑って言う。
えーじゃぁ泳げないじゃないか、と思ったが、このような真水に
生息するクロコダイルは、塩水に生息するクロコダイルと違って、
人を襲うことは滅多にないらしい。だから大丈夫だ、とどんどん水に
入っていくオージー。でも滅多にってことはたまには襲うんでしょ、
と不安に思いつつも、自分たちも泳いでみることにした。

入ってみると生あったかい熱帯の水。
それでもこの灼熱の中では気持ちいい。
岩から岩へ飛び移って遊んだりしてしばらく楽しんだ。

さてもう昼過ぎ。そろそろダーウィンへ戻る時間だ。
みんなでランクルに戻ると、急にショウさんが慌てた。
「どうしたショウくん?」
「まずい。車のカギをなくしました」
「ええ!滝壷で泳いだ時か?そりゃ本当にまずいよ」

全員で滝壷に戻って、ショウさんの泳いでいたあたりを探しまくる。
滝壺と言ってもちょっとした湖なみに広い。なかなか見つからない。
もし見つからなかったら、オージーファミリーに町まで行ってもらい
ロードサービス呼んでもらうか、思い切ってカギを壊して開けるか、
そうしないとこんなジャングルの中でどうしようもない。。。

一生懸命水底を捜す。
しかし、半分濁ったような熱帯の溜まり水だし、
底だってプールみたいなんじゃなくて、岩や泥の天然地面。
そうそう見つかるもんじゃない。。。

誰もがそう諦めた瞬間、なんと作田さんがカギを発見!
しかも当たり前のような小さい声で、「あったよ」だって。
節っちゃんとヨッちゃんから最初に出た歓喜の声は、
「さすが作田くんアボリジニ!すごい!すごーーーーい!」

TwinFallを出発。
ショウさんは巨木への追突とカギ騒動で少々滅入っているので、
帰りは僕が運転。自慢じゃないがこの手の車はなれているつもり。
深い砂利道をユラユラ走るのも大好きな雪道の運転に似てなくも無い。
ぶいーーんと砂利道を時速100kmで抜けて爽快にDarwinを目指す。

ところがここで最後のアクシデント。
どうも冷房のききが悪いので、車をとめてチェックすると、
クーラーガスへの配管が切れてしまいガスが抜けてしまっている。
あの大木への衝撃で切れたのか、単に砂利道の振動で切れたのかは
分からないが、とにかくもう駄目だ。

まぁ生き死にの問題じゃないから、ということでDarwinを目指したが、
生き死にの問題じゃないって言ったの誰よ!とヨッちゃんが怒ったぐらい、
死にそうに暑かった。気温40度以上のなか、8人を乗せたクーラーの
きかないランクルの後席はもうサウナより暑かった。

というわけで、ハプニング続きながらも、一人旅とは違う楽しみを
満喫してKAKADU国立公園レンタカーの旅は終了した。
レンタカーとテントはは明朝洗ってから返す。
昨日睡眠不足だったので、ユースの部屋で早めにぐっすりと眠った。

 

 

 

 

 

   
 

 

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